ifLinkオープンコミュニティ|誰もがカンタンにIoTを使える世界を目指して

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企業の枠を越え、成長できる場所があったなら

京セラ株式会社
2022.05.26
京セラ株式会社

通信機器や電子部品、ファインセラミック製品を扱う大手メーカー。IoT製品の開発にも注力していこうとするタイミングで、コミュニティへ参画。

職種や企業にとらわれない視点を学ぶ社外コミュニティで育む越境型人材育成

OUTLINE

多様な関わりから得られた、俯瞰的な視座

普段は通信機器のプロダクトマネジメント業務に従事している梅原正教氏。様々な企業やプロジェクトとの出会いから、俯瞰的な視座を学ぶことができたと言います。現在コミュニティでは、商品開発やワークショップ運営など、多様に活動しています。

RESULT

楽しむ姿勢そのものを、学び、組織に返す

梅原氏の上司である岸本舜一氏は、梅原氏の成長を「コミュニティから好奇心を持ち帰ってきた」と表現します。普段の業務においても、主体的に動き、ポジティブな思考が磨かれました。結果、製品の新しい活用アイデアが生まれ、梅原氏の姿勢は組織全体にいい影響を与えています。

POINT!
まずは信頼し、背中を押す上司であるべし

岸本氏が強調するのは、長期的な視点で部下の成長を見守るのが大切である点です。短期的な売上などを意識しすぎず、様々な経験を通した社員の成長が長いスパンで自社の成果に結びつくと考え、背中を押す姿勢をとっています。

STORY

あらゆる場所へ飛び出し、ありとあらゆるユースケースを体感する

京セラ株式会社:プロダクトマネージャー 梅原正教 / 第1技術課責任者 岸本舜一

岸本:京セラは当初、商品に関する新たな用途の開発を期待してコミュニティに参加しました。しかし結果的には梅原さんのように、様々な企業との関わりやプロジェクトと出会い学びや成長を得る人がいた。人材の育成の観点でメリットが大きかったように思います。

梅原:コミュニティで活躍するたくさんの方々と話し、議論し、ものづくりに携わることで、視点が変わるのを感じました。社外の視点や発想の異なる人とのディスカッションは、非常に刺激的なものです。また、ユーザーの声を聞けたのもよかったですね。通常業務では、製品を使う人と直接話すことはほとんどありません。コミュニティのワークショップなどでは、製品に触れてアイデアや感想を伝えてくれる人がいるのでモチベーションや次のアイデアにつながりますね。

岸本:エンジニアというものは、内側に閉じてしまいやすい職種。幅広く、多様な視点を知ることも、大切な成長です。

梅原:コミュニティでの活動を経て、まずは課題とその解決から物事を考えるようになりました。「いかに自社デバイスを使うか」という発想ではなく、まずは「どうやってこの課題を解決するか」という一段高い視点。自社の利益だけでない、全体最適で考えることの重要性に気づきました。

岸本:梅原さんは、それを楽しめていますよね。楽しむ力を身につけることは大切です。上司としても笑顔で業務報告してくれる姿は嬉しいもの。梅原さんが仕事中にポジティブな言動が増えたことで、影響されるように社内のムードも前向きな雰囲気になってきたと思います。

梅原:コミュニティは、たくさんのIoTプログラムのユースケースやビジネス化を、学べるところです。言ってしまえば、しゃしゃり出ることが大事(笑)。実際に手を動かすことで体感します。自ら体感しているからこそ、エッセンスがわかるし、普段の仕事にも応用できる。引き出しが増えた分、自社の事業や製品についても、新しい角度からの提案を試みることができるようになったと感じています。

ifLinkオープンコミュニティの魅力
ものだけでなく、人もつなげる。

熱意を持った人がとても多いです。またその熱意を持った人同士がつながり、互いに触発し合えるので、さらなる熱量を生み出していると感じます。

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