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もっと気軽に他業種と、夢を叶える技術がつくれたら

株式会社IHI
2022.05.26
株式会社IHI

プラント・航空機エンジン・橋などを始めとする重工業メーカー。2020年度から副業制度を開始し、業務時間の20%を社外活動に充てることが可能に。副業として社外活動で活躍する社員を応援している。

人類が月面に住むための技術は、水槽に凝縮されている
バランスドアクアリウム創造プロジェクト

株式会社IHI:福島洋輝/牧浦能人/長島聡志

OUTLINE

月面移住へ向けたアイデアソンからスタート

IHIが最初に掲げたのは、「人類が月面に住むための宇宙開発」でした。テーマを基に、アイデアソンを実施。12社15名の人が参加し、宇宙を夢見るプロジェクトがスタートしました。バックキャストで実現するべき技術を考案し、ブラッシュアップ。第一弾として、モニタリング可能な水槽「バランスドアクアリウム」を製作中です。

RESULT

酸素や空間管理技術を、まずはひとつの装置に

人類が月面に住むには、酸素が必要。酸素や空間の管理をする技術が必要だと考え、まずはそれを水槽としてカタチにする試みです。酸素濃度や光の照度を検知するモジュールや画像認識で、水槽内の水質を感知。水槽の状態に合わせて温度や光を管理したり,測定結果を管理者にお知らせする技術を詰め込み、開発しています。

POINT!
技術起点でも顧客起点でもなく、夢起点で。

技術起点や顧客起点では、「できるか」「売れるか」とつい考えが狭まってしまう。今回は、夢やロマンを第 一にアイデアを考えました。まずはワクワクすることで、モチベーション高く取り組めています。

STORY

宇宙の夢で人を集め、持てる技術で実現する

株式会社IHI:福島洋輝/牧浦能人/長島聡志

長島:IHIには業務時間の20%を副業に充てられる制度があり、副業としてコミュニティでの活動を福島さんへ勧めたことが始まりでした。

牧瀬:私たちはメーカーですが、規模の大きさゆえにサイロ化してしまう課題があります。多様な人たちと関わり、イノベーションを生み出したい。その場所としてコミュニティはふさわしく、宇宙開発に興味を持っていた福島さんも活躍できそうだと思ったんです。

福島:普段の業務は、IHIの既存製品をより早く・安く・品質よくつくる手法を考える仕事。まったく別の仕事に取り組めて、かつ大好きな宇宙について考えられるのは嬉しかったですね。

長島:実際に活動してみて、いかがですか?

福島:最初は自分の宇宙への愛を語り、アイデアソンを開催しました。具体的なゴールは定めず、シンプルなワクワク感を大切にしています。アイデアソンでは、「月面に人が住むために必要な技術」というお題を。既存技術や顧客ニーズに縛られず、よりワクワクする方を選ぶアイデア出しは非常に有意義だったと思います。

牧瀬:現在は、水槽の開発をしていますね。

福島:状態をモニタリングしながら管理できる、「バランスドアクアリウム」を開発中。たくさん出たアイデアの中から、参加企業の知見を活かして実現できそうなものから取り組んでいます。

長島:温度センサーを持つ企業やクラウドを使用したサービスの制作技術を持つ企業など、様々な企業の技術が結集したバランスドアクアリウムですよね。

福島:多様な技術がひとつになる面白さもありますし、他業種の方との考え方との違いは勉強になります。IHIは重厚長大なものを扱うことが多いので、まず製造手法や安全性を十分に検討しますよね。一方でチームには、考えるよりまずやってみる文化の企業さんもいる。そんなふうに動いてもいいんだ、と気づきを得られるんです。同じ組織の中にずっといると出会えない驚きも、学びかもしれません。

ifLinkオープンコミュニティの魅力
投げかければ、誰かが応えてくれる。

コミュニティの中では、自社の課題を自社だけで解決する必要はありません。一緒に考えてくれる人や企業がたくさんいる。多様な知見に触れてみてください。

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